伊予市双海町~薪ストーブ2台目設置~
1年前に薪ストーブ《デファイアント》を設置させていただいた双海町のk様邸。
薪ストーブライフをご家族で楽しまれているとのこと(*^^*)
毎年、カビてしまっていた干し柿が、薪ストーブをつけるとカビが生えなかった!
また、山の中に建っているお家なので、1年中ジメジメしやすく、
押入の中などカビが生えたり、稼働しっぱなしの除湿器の電気代がすごかったとのこと。
梅雨のジメジメした湿気も薪ストーブを焚くことでカラッとしますよ♪とアドバイスしたところ、
早速梅雨のジメジメ期に試していただいたようで、こんなにお家がカラッと気持ち良くなるなんて!!と喜んでいただけました。
ただ、横に長くL型のお家の端まで暖気を行き渡らせるのが、なかなか・・遠くの部屋の寝室やお風呂場も暖かくしたいなということでご相談を受け、薪ストーブをもう1台増やすことになりました。
こちらの既設のデファイアントを奥の和室に移動し、こちらの空いたスペースにアスペンを設置します。
~工事の模様~
和室の畳を撤去し、下地を一旦剥いで床下の状態を確認。(シロアリ被害もなく、カラッとしていました。)
床下地を補強しながら、炉台の下地を作っていきます。
厚さ28mmの構造用合板で下地の強度をさらに上げ、その上に不燃材を貼ります。
つづいて、煙突の墨出しをして、天井を開口していきます。
2階の床、天井も同じく、墨出しをし開口していきます。
屋根裏部分は、小屋裏筋交いがなかったので、耐震性を増すために、小屋裏筋交いを取り付け。(取付途中の写真)
これで、地震や強風時の小屋裏の揺れが軽減され、煙突を設置しても安心です。
屋根上も、瓦を剥ぎ、開口の墨出しをしているところ。
専用の支持金物で固定しながら、屋根上の煙突を取付し、雨仕舞い工事をしっかりしていきます。
外部の煙突工事完了。
K様のお家から、2本の煙突が顔を出しています(*^^*)
つづいて、屋内の煙突も支持金物で固定しながら、取付していきます。
2階部分の煙突工事、完了。
新しく作った炉台に、メンテナンスしたデファイアントを移動して、煙突を接続していきます。
メンテナンスした既設の煙突と、新入りのアスペンを接続していきます。
設置完了!
~火入れ式の模様~
「安全に薪ストーブライフを楽しめますように」と願いを込めながら、 二礼 二拍手 一礼。
塩払いでお清め。
いよいよ着火!火入れをして、慣らし焚きを行っていきます。
無事に火入れできたことをお祝いして乾杯。
アスペンの使い方や注意点など、ご説明させていただきました。
移設したデファイアントも、火入れをして燃えをチェック。バッチリです◎
薪ストーブがもう1台増えて、さらにパワーアップしたK様邸。
おうちの暖まり方も、楽しみ方も、前の冬とはまた違った冬になるでしょう♪ 楽しみですね(*^^*) ありがとうございました*